6月12日に、各国における男女格差を測るジェンダー・ギャップ指数(Gender Gap Index:GGI)が発表されました。経済・教育・医療・政治の4分野のデーターから作成され、0が完全不平等、1が完全平等を示しています。
2024年の日本の総合スコアは、0.663(昨年は0.647)、順位は146か国中118位(G7フランス・アメリカ・イギリス・ドイツ・日本・イタリア・カナダ ・主要7か国で最下位)昨年は146か国中125位)でした。先進国で最下位。中国106位 韓国94位 アメリカ43位
アイスランドが15年間世界1位の訳を知りたくて調べてみました。
・自然豊かな小さな国(北海道よりやや広い、人口38万7758人、日本1億2396万)
・日本にとって水産物で主要な貿易関係相手国
・働く女性が各分野で多く、育児休暇取得率1位、
・大学では2/3が女性・議員も30/63が女性、
・個人主義(持論ですが、=人間の成熟度の高さ)と姓の変わらない文化
ジェンダー平等先進国、背景には、男女平等に対する国民の強い意識(個人主義が関係)とそれを実現するための具体的な政策がある。(男女共同参画促進の教育プログラム充実(学校教育から)リカレント教育選択出来るなど)
1975年に国連が国際女性デーを定めたのをきっかけに約90%の女性がストライキし、世論の意識を変える大きな転換期となった。1980年に世界初の女性大統領が誕生、
ビグディス・フィンボガドッティル氏(4代大統領94才)が4期16年間で改革、2018年には同一労働同一賃金格差を違法とした。シングルマザーの彼女が偏見を乗り越え大統領になり、その生涯を描いた絵本も出版され、今も男性格差をなくす重要性を次世代へと伝えている。第2代女性大統領は実業家ハトラ・トーマスドッティル氏55才(6/12女性候補)。
また、2023年度の経済成長率は4.1%(日本は1.9%)と高く、今のアイスランド政府は、子育て支援政策の充実こそが経済成長のカギを握ると強調しています。しかし賃金格差はあり、解消に戦っている。
ただ、男女平等は女性の「権利」を拡大させるだけでなく、男性と同じ「義務」を課す動きも広がっているそうです。スウェーデンでは2018年から徴兵制が復活し女性も対象になり、装備も訓練も男性と同じだそうです。ただデンマークでは女性徴兵制には議論中。身体的・体力的な差は解消できないと思っているので、すべて義務も平等に、に関しては疑問に思っています。
国際女性デーでチラシを配っていて、無関心さを感じ、特に女子生徒は遠巻きに避けるばかり、女性でいる事に何も問題を感じていないから無関心なのか?
日本のジェンダーギャップは低いのに、本人達に自覚がない=ないに等しい、問題にさえなっていない、=変わらない、ジェンダーギャップは解消されない!最悪のループ
これを解消するには、私たちの世代も問題を認識し、次世代へと問題提起していかなければならないと思いました。
146か国で最下位はスーダン、延々と紛争が続いています。(アラブ系とアフリカ系の多様性の複雑な背景で、内戦スーダンと南スーダンの争い。
昨年の最下位はアフガニスタン、今タリバン支配化にあり危険レベル4です。
ウクライナ侵攻などもあり、難民多数、子供の人道的支援が必至の国、世界規模で考えていかなければならないと強く思います。
近藤和子
