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「G7栃木県・日光男女共同参画・女性活躍担当大臣会合開催記念」国際ソロプチミスト宇都宮クラブ・ユースフォーラム

 国際ソロプチミスト宇都宮クラブ・ユース・フォーラムは、テーマに対する文提出とその発表そして参加者全員によるパネルディスカッションを行うものです。上位2名の方には、「13回日本東リジョン・ユース・フォーラム」に参加して頂きます。このフォーラムで同世代の仲間と意見交換することで、高校生がより深く、多角的に物事を考えるような場を提供します。また真摯な論議のなかから友情を育み、国際的視野を広めるきっかけとなることを目的とします。

 

 5月27日栃木県総合文化センターにて、16名の生徒さんが参加して、「きらめく未来の扉を拓こう!」 

をテーマに、池田伸子先生を中心に話し合いました。有意義なディスカッションの後2名の生徒さんが選出されました。2名の生徒さんは、7月16日国連大学ウ・タント国際会議場で開催される13回日本東リジョン・ユース・フォーラムに参加いたして頂きます。

日本東リジョン・ユース・フォーラムは2000年より隔年で開催されてきました。

きらめく未来のために、『今』を大切にしよう 

特別審査員

池田伸子氏(宇都宮女子高卒)

立教大学異文化コミュニケーション学部教授

 

下野新聞社客員論説委員

 

少子高齢化、地方の過疎化、そして様々な不平等。今、私たちが生きている世界には、解決すべき課題が山積しています。

 今回、栃木県内から集まった高校生の皆さんが、それぞれの視点で、社会の様々な課題を解決しようとしている自分の想いに向き合っていけば、みんなの未来はきっと拓かれる。私はそう確信します。

 だからこそ1つだけ、私から皆さんに伝えたいことがあります。それは、「事実や行動の後ろ側には必ず感情がある」ということ。人間は頭―冷静な論理だけで動くものではありません。人が行動するのは、そこに必ず感情があるから、何かを感じるからです。

  社会、世界を変えるためには、自分だけでなく周囲を動かしていく必要があります。なぜこの人は動かないのだろう、そこにどんな感情があるのだろう、その感情はどこから来るのだろう。まず、そこから始めてみてはいかがでしょう。そうすれば、きっといつか周囲を動かせると信じています。これからの皆さんの健闘を応援しています。