宇都宮グランドホテル「オーベルジュ・ジャルダン」にて
桜の花びらが舞う穏やかな4月8日(金)、桜の作風で知られる島田恭子先生をお迎えしました。
島田先生は茨城県桜川市ご出身、お勤め先である日本橋の、後に恩師となる瀬戸浩先生の個展で益子焼に出会い魅せられ益子の自然に魅せられ、栃木県の出身でないことや女性であるがための困難もありましたが、益子の地で作陶をされてきました。
故郷の桜川は桜の名所で、世阿弥の能や歌舞伎の演目の地にもなっており、桜との縁は必然であったようであります。
また、寡黙なご主人とそのご両親と3人のお子さんとの暮らしの中で作陶を続ける喜びや苦労もありますが、その都度個展で作品を見てくださる方がいるから励みになるとお話ししてくださいました。
講演ののち、さくらのワインで乾杯、桜づくしのお料理を頂き、会員それぞれのお席にも会話の花が咲き親睦を深めた一日でした。